章 824

私の言葉を聞いて、校長は一瞬沈黙した。

しばらくして、張主任があの二人の学生を連れてやってきた。事務室に入るなり、張主任は急かすように声を上げた。「さあ、早く校長先生に事情を話しなさい!」

「はい、はい」二人の学生は慌てて返事をした。

そして彼らは劉君の毒物投与の件について話したが、自分たちがしたことには一切触れなかった。私は思わず歯ぎしりした。この二人は学校を出ても災いをもたらすだけだ。

校長は彼らの話を聞いても特に反応を示さず、ただ淡々と言った。「そんな単純な話なのか?では、なぜ彼が君たちを害そうとしたのだ?」

二人はしばらく言葉に詰まった。「それは...」

校長は目を細め、冷たい声...