章 929

けど今の私の身体はエネルギーで満ちあふれていて、まるで尽きることがないみたいだ。今すぐどこかでこのエネルギーを発散させたいくらいだ。

心の中の落ち着きのなさを必死に抑えながら、浴場へ向かった。浴場に着くと、王さんがそこで煙草を吸っているのが見えた。王さんと習さんは似たような習性があって、二人とも煙草が好きなんだ。

以前の王さんは煙草なんて吸えなかったけど、最近給料が出て、やっと少し煙草を買って吸えるようになったんだ。

王さんは私を見ると満面の笑みで立ち上がった。私は声をかけた。「行こうか、王さん、飯にしよう!」王さんはすぐに頷いて、私の後ろについてきた。

食堂に着いて飯を取り、食べ始め...