章 965

「義姉さんが微笑んでくれた。その笑顔がとても美しかった。

兄貴が羨ましい、いい嫁さんを見つけたんだから。

「でも、義姉さん、もしお腹が大きくならなかったら、どうするの?」「その時はその時よ!」義姉さんはため息をついた。「こんなこと、誰にもわからないわ!とにかく、もし両親が聞いてきたら、あなたは私と本当に一緒になったって言ってね」私は「ああ」と答えて、ベッドから降りようとした。

「金水、何をするの?」「自分の部屋に戻るよ」「戻らなくていいわ、ここで寝なさい!」義姉さんは言った。

私は目を閉じた。これからも、義姉さんの前では盲人を演じ続けよう!だが認めざるを得ない、私も義姉さんを好きになってしまっ...