章 975

「この二人の女の顔といったら、まるであの時、兄嫁が俺の小便を見た時のようだった。目は丸く見開き、口はあんぐり。小美が舌なめずりするのまで見えた。

比べてみると、今や俺の持ち物に自信が湧いてきた。

もちろん、彼女たちには想像もつくまい。これが小美の体を見たからだってことは。

「小美、俺、トイレ行きたいんだ。帰ろうかな」と俺は苦しそうに言った。

自分の恥ずかしさを巧みに隠す手だ。これは兄嫁相手にも使った手で、いつも効果抜群だ。

小美は我に返ると、すぐに言った。「帰るって何よ、うちにだってトイレあるじゃない!案内するわ」「いいのかな」「何がいけないのよ、トイレ借りるだけでしょ」小美は二歩前に出て、俺...