章 981

実は、その時私は墨鏡をかけておらず、白杖も脇に置いていたので、彼らは気づいていなかったのだろう。

実際、入ってきた警官たちは、女性警官以外は皆、あの娘の体にちらちらと視線を送っていた。

「そうなんです、彼は盲目の人で、マッサージをしに来てくれたんです」その娘が同調して言い、手を伸ばして私に墨鏡を渡してきた。

私は墨鏡をかけ、手探りで白杖を掴むと、「お巡りさん、私は十数年前から目が見えないんです。村の人は皆知っています」と言った。

「盲目だからって、売春していないという証明にはならないだろう?」あばた顔の警官が鼻を鳴らした。「見てみろよ、この女は裸で、お前も上半身裸じゃないか。これをどう...