章 989

さすがに誰も、盲人が盗撮をするとは思わないだろう。

こう考えると心が落ち着いた。張大龍のことは別の機会に懲らしめればいいだけだ。

あいつはまだ義姉さんに手を出そうとするかもしれないが、義姉さんをしっかり見張っていればいい。

そろそろ眠りに落ちようとした時、誰かが僕の名前を呼ぶ声が聞こえた。

「汪金水さん、いらっしゃいますか?」女性の声だ。

少し聞き覚えがあるような気がするが、誰だったか思い出せない。

ベッドから降りて、部屋を出た。

すると、門の前に美しい女性が立っているのが見えた。

その胸はパンパンに膨らんで、白いシャツを破りそうなほどだった!思わずごくりと唾を飲み込んだ。

「汪金水!」女性が...