章 1049

小平房から百メートルも離れていない場所で、趙三斤と張爺さんが立ち止まる時間が長くなるほど、周囲の空気はますます冷たく感じられていった。特に背中は、まるで氷窟に落ちたかのような感覚に襲われていた。

「さっさと済ませるぞ。話があるなら、ここを離れてからにしよう。ここは長居する場所ではない」張爺さんも当然この異変に気づいていた。特に趙三斤の玄劲による防御があるにもかかわらず感じるこの冷気は、張爺さんの警戒心を否応なく呼び起こした。

「はい」張爺さんがそう言うなら、趙三斤はただ黙って従うしかなかった。丹田から玄劲を引き出し、自分と張爺さんの全身に行き渡らせてから、二人は前に進み続けた。

小平房は...