章 1077

「お前さんがそう言うなら、この件は一旦保留にしておくか。どうせもう三、四十年も経っているんだ、今急ぐことでもない」柳浄天はかなり達観していた。今や柳家がここまで大きくなった以上、赵三斤の一言に耳を傾けるつもりだった。

それに、柳浄天にとって燕京に戻り、柳家で失ったものを取り戻したいと思う理由は、三十年前の出来事を明らかにすることだけでなく、赵三斤と柳盈盈のことでもあった。

今や二人の関係は確かなものとなり、柳盈盈がもし先祖の家に戻れないままなら、将来赵三斤と結婚する時、一体どんな立場になるのか?これは柳浄天が非常に重視していることだった。

もっとも、柳浄天が今からこんなことを考えるのは、いささ...