章 1187

白凤山は雲を突き抜けるほど高くそびえ立ち、少なくとも山麓に立つ赵三斤は頭を上げなければ山全体を視界に収めることができなかった。玄劲を使って山に登ろうとした赵三斤は、東方浩天にすぐに制止された。

「礼儀として、他の門派に入る時は体内の力を使わないほうがいい」と東方浩天は笑いながら言った。

赵三斤は頷いた。理解はできたが、それでも内心の高揚を抑えきれず、足取りは早いままだった。

「家主、私たちはここで待機しております」東方浩天の後ろについてきた四人の老人たちは足を止めた。

「わかった」東方浩天は頷き、残りの十二人に目をやって「君たちは私と一緒に登ろう」と言った。

一行は赵三斤を先頭に、後...