章 17

柳娇娇を門口まで見送り、趙三斤が手を伸ばして門を開けようとした時、柳娇娇が突然言った。「兵お兄ちゃん、姉さんがあなたの村の土地を請け負うようになったら、私、これから毎週末の休みには、あなたに足もみ療法の技を習いに来るね」

趙三斤は一瞬きょとんとしたが、頷いて言った。「ああ、いいよ、問題ない」

柳娇娇は趙三斤の後ろについて、もたもたとしていた。見れば分かる、この娘はまだ帰りたくないようだ。

だが林青青のことを思うと、趙三斤は心を鬼にして客を送り出すしかなかった。

清水村の通りには街灯がなく、夜は真っ暗で、各家庭の灯りがわずかに漏れ出して、やっと足元の道が見える程度だった。趙三斤は門をしっ...