章 184

「それに加えて、もう一種類の人間がいる。修行の速度を最大限に上げたいのに、求める天材地宝を手に入れられない。だから必死に考え、人を犠牲にして自分だけが得をする邪道を思いつき、人倫に反する卑劣な方法で、自分の汚れた目的を達成しようとする。」

明らかに、断塵法師はそういった人間の一人だった。

女性と共に、寝所を共にする方法で、女性の体内にある極陰の気を吸収して修行の助けにする。こんな修行法を、趙三斤は幼い頃に趙登仙から聞いたことがあった。

認めざるを得ないが、この方法は確かに修行の進度を速め、その効果は顕著だった。

だが!

女性の体内の極陰の気は限られており、このような致命的な消耗に耐え...