章 389

ベッドに戻ると、柳嬌嬌は趙三斤に背を向け、何も言わずに趙三斤の腕を自分の肩へと引き寄せ、歯を食いしばって言った。「兵にいさん、乗って。私が背負ってトイレまで連れていくから」

本当に背負うつもり?

柳嬌嬌がこんなにあっさり態度を変えたことに、趙三斤は少し驚いた。

「よっしゃ」

驚きはしたものの、趙三斤は遠慮なく、にやりと笑うと、まるで柳嬌嬌が気が変わるのを恐れるかのように、すぐに腕を彼女の肩に回し、首に手を回して、彼女の背中によじ登った。

柳嬌嬌の体がくずおれ、華奢な体つきが趙三斤の重みで床に押しつぶされそうになった。

「阿嬌、大丈夫か?無理そうなら止めておこう。さっきは冗談だったん...