章 416

「こんな鬼畜のような外道は、赵三斤(チャオ・サンジン)がこれまで噂でしか聞いたことがなく、あるいはテレビのニュースで見たことがあるだけで、実際に目の当たりにしたことはなかった。しかし今、遭遇した以上、もちろん傍観するわけにはいかない。

五、六分ほど経つと、タクシーはキィッと音を立てて映画学院の正門前に停まった。

すでに授業が始まっており、映画学院には当然多くの人がいた。遠くから見ると人の波が押し寄せ、出入りする人々はみな若くて美しい男女ばかりで、誰もが時代の先端を行くファッションに身を包んでいた。

映画学院は他の大学とは違い、ここで育成されるのは映像関係の人材だ。ここに学びに来る学生たち...