章 418

葉子珊があのマッサージ店で働くことができたのは、孫悦が間に立って橋渡しをしたからだ。だから、孫悦は間違いなくマッサージ店の慧姐という女性と知り合いで、葉子珊が店で何をしていたか、客を取ったことがあるかどうか、合計でいくら稼いだかなど、すべて孫悦には隠せないはずだ。

「一銭も払わなかったの?」玲玲と孫悦はとても息が合っていた。孫悦の言葉が終わるや否や、彼女は目を丸くして驚いたような表情を浮かべ、趙三斤を頭からつま先まで眺め回し、嫌そうに言った。「そりゃそうよね。悦悦姉、この男の身に着けてる安物見てよ。全部合わせたってたいした金額にならないわ。多分、廃品回収業者しか引き取り手がないんじゃない?」...