章 446

あの不思議な感覚は気持ちよかったけど、でも……

すぐに、趙三斤の頭の中は混乱し始めた。意識と視界が同時に徐々にぼやけていき、鍛え上げた筋肉がまるで麻酔でも打たれたかのように、わずか数回の呼吸の間に、くそっ、全部麻痺してしまった。

「ねえ、大丈夫?何かあった?」柳盈盈が恐る恐る近づき、趙三斤の目の前で手を振った。

柳盈盈が片手を差し出したが、趙三斤の目には十本の指がふらふらと揺れているように見えた。

「大丈夫だ、問題ない……」趙三斤は首を振った。

そう言った直後、体中の力が抜け、まぶたが重くなり、まるで泥のようにぐったりと、ドサッと柳盈盈の前で気絶してしまった。

「あなた!」

柳盈盈は驚い...