章 520

二人はベッドの上で転げ回り、趙三斤は林青青を押さえつけていた。林青青がどれほど抵抗しても、趙三斤は微動だにせず彼女を腕の中に閉じ込めていた。

寝室の温度も上昇していた。少なくとも趙三斤にとってはそうだった。

数日ぶりの思いが、この瞬間、全て行動へと変わった。股下で身悶える林青青を見つめながら、趙三斤の口元に幸せな笑みが浮かんだ。

「ドン!」

趙三斤が林青青のブラウスのボタンに手をかけようとした瞬間、今日の林青青の服装の魅力に思わず舌打ちしたその時、後頭部に突然の痛みが走った。

激痛でボタンを外す動作は中断され、押さえつけられていた林青青はその隙に趙三斤を床に突き飛ばした。しかし彼女はベッドに横...