章 729

玉器に玄劲を注入することについて、趙三斤は自分が第一人者だとは言えなかった。確かに華夏のこの肥沃な大地には優れた人物や異能者が数多く存在し、彼以外に玄劲を持つ者がいないとしても、他の力を玉器に注入できる者がいないとは限らない。

趙三斤が言えるのはただ一つ、玉器に力を注入して持ち主を守るという効果を達成することは、決して簡単なことではないということだけだった。

以前「翠玉」に玄劲と「十香続命丹」の薬力を注入した時、趙三斤が非常に楽に見えたのは、実は使用した玉石の質がやや劣っていたからだ。玉石の容量も吐出量も、趙三斤は「翠玉」を中下級の玉石と定義していた。

ただ、柳浄天が江海市で使うには十分...