章 762

「十香続命丹」の注入速度は明らかに玄劲よりもはるかに速く、しかも一度に大量を引き出しても赵三斤はあまり大きな消耗を感じない。これは彼がずっと不思議に思っていたことだった。

そのため「十香続命丹」の注入作業は、一時間もかからないうちに和田玉を満杯にすることができた。同時に、丹田内の玄劲も大半が回復し、三つの和田玉の間で自由に切り替えて注入できるようになった。前回のように玄劲が足りなくなったときに「十香続命丹」の薬力で補わなければならないような状況ではなくなった。

柳浄天に午後三時か四時頃と伝えていたが、実際には二時過ぎには三つの和田玉への作業を完了させていた。

柳浄天の話によれば、そのうち二...