章 77

「姜隊長、もう二十六手も手加減してやってるんだから、そろそろにしてくれよ。これ以上図に乗るなよ」二十六手だぞ、姜暁凡はおろか、ずっと逃げ回っていた趙三斤でさえ少し疲れてきていた。

それなのに姜暁凡は戦えば戦うほど勢いを増し、まったく手を引く気配がない。彼女は冷ややかに鼻を鳴らして言った。「今日はあんたが反撃してこないなら、このまま延々と続けるだけよ!」

「そんなに頑固で大丈夫?」趙三斤は白目を剥いた。

「頑固って、あんたの妹かよ!」

「僕には妹いないよ」

「じゃあ、あんたの母ちゃんだよ」

「僕の母さんを知ってるの?」

「ぶん殴るわよ!」

趙三斤のあの口の悪さが問題だった。姜暁凡の攻撃の動きが少...