章 79

「青ちゃん、今回は姉さんが悪かったわ。全て姉さんの過ちよ。鬼に魅入られたように、一時の迷いで、あの畜生の劉子楓に加担して、あなたと趙三斤を陥れようとしたなんて。でも安心して、あなたが姉さんを助けてくれたから、必ず埋め合わせするわ。すぐに姜隊長のところへ行って全てを話して、趙三斤を釈放してもらうから……」

趙三斤が部屋に入ってきた瞬間、藍姐のそんな後悔と感謝が入り混じった言葉が耳に飛び込んできた。一瞬、自分の耳を疑ったが、床に横たわる松子と同じように黄小妖に刺されて赤い豚の頭のようになった劉子楓を見て、すぐに全てを理解した。

芙蓉賓館のフロント係として毎日多くの客を迎える藍姐は、年は若いもの...