章 1101

楚鐘はずっと仏教の「善行には善報がある」という言葉を信じていなかった。彼が信じる真理はただ一つ:「善人は長生きせず、悪党は千年残る」ということだった。

以前彼がこう言った時、商離歌が同意を示す以外は(実際、楚鐘が何を言おうと、正しかろうが間違っていようが、離歌姉さんはいつも相槌を打つのだが)、顧明闖と胡力というイキがった二人は、その真理はクソだ、臭くて聞けたものではないと言っていた。

楚鐘は顧明闖たちのイキった奴らを全く相手にしていなかったが、時には親切心を見せることもあった。今回のように。

だが結果はどうだ?

結果は自分の舌をほとんど噛み切りそうになるほどだった!

善行には善報か、...