章 1309

「シソ、石シソなどの植物は、止血や消炎効果のある薬草で、大草原には決して不足していない。

楚鋭はさほど時間をかけずに、小さな束を集めた。

楚鋭が様々な草花を手に持って近づいてくるのを見て、黄東東は彼が薬を塗ろうとしていることを悟り、何も言われる前に自ら胸元の服を開いた。

先ほど傷口を楚某に口で吸われ、さっきも再度確認されたとはいえ、黄東東はこの動作をする時、やはり少し恥ずかしさを感じ、服を開くやいなや顔を横に向け、非常に甘い「好きにして」というような様子を見せた。

黄東東のこの様子を見て、楚鋭は呆れつつも可笑しく思い、彼女の前で足を組んで座り言った。「東東、思考が純粋じゃないと思うかもしれない...