章 1356

梁馨という水の様に瑞々しい美人が警察学校を卒業して刑事になれたということ自体、彼女が格闘においてかなりの腕前を持っていることを表していた。

後に署長になり、最前線で直接戦うことはなくなったが、彼女は決して鍛錬を怠らなかった。たとえ十人ほどの若い男たちが相手でも、彼女の目には全く問題ないほどだった。

しかし、まるで陸に上がったサメのように、普段は剛腕を誇る梁姉さんも、あの裸の男が彼女を押さえつけ、特に彼のアレがそのまま彼女の滑らかな下腹部に硬く押し当てられた瞬間、まるで電気が走ったかのように、十分の実力も三分も発揮できず、本当に陸に上がったサメと化してしまった。

そして金俊秀はこの機会を利...