章 1440

胡滅唐の一生には、二つの大きな趣味があった。

第一に、人を殺すこと。

第二に、喫煙すること。

胡滅唐が誰かを殺すと決めた時、世の中で彼を説得できる人は少なく、せいぜい老龍騰のあの数人だけだろう。

しかし、たとえ老龍騰のあの変わり者たちが来たところで、彼を禁煙させることなど不可能だった。

このことからも、タバコが胡滅唐の心の中でどれほど高い地位を占めているかがわかる。それは人命よりも重要なほどで、誓いを立てる時にもそれを決意表明として持ち出すほどだった。

「自分で言ったことだからな、撤回は許さないぞ」

胡滅唐がそう言うと、胡小唐はようやく満足げに頷き、ナイフを引っ込めて門の外に向かって叫んだ。「...