章 1596

楚鉦が宙斯王との「正面衝突」を決意する前から、彼は自分に「ほどほどにしろ」と言い聞かせていた。早く「降参」してしまうと、面目が立たないからだ。

だが実際には、どういうわけか、楚鉦が一番好きな体位で宙斯王の上で一時間も駆け巡った後になってようやく、持ちこたえられない感覚がやってきた。

くそ、人は嬉しい時に元気が出るというのは本当だな。そうでなければ俺がこんなに長く持ちこたえられるわけがないし、この女を何度も気絶させるほどイカせることもできなかっただろう……楚某は半昏睡状態にありながらも反射的に腰を揺らし続ける宙斯王を見て、下半身から一気に放出される快感とともに、巨大な優越感が爆発した。「はぁ...