章 1672

もし胡老が人にゴマすりされるのを望むなら、彼にゴマをすりたい人の列は新城から百川市まで続くだろう。

しかし、胡老はそんなつまらないことに興味がない……だから彼のお尻をなでる人はほとんどいない。

今、柴紫煙はこの機会を捉え、胡滅唐を喜ばせた。「へへ、俺が新城に来たのは当然かな?」

柴紫煙は愛らしく微笑んだ。「ええ、胡二叔様が新城にいらしてくださるなんて、私たち若い者にとっては本当に光栄です。新城に二叔様のような大御所が駐在されれば、私たちに悪さをしようとする輩も、さすがに二度と考えるでしょうね」

老胡はすぐに眉を開き、笑顔になった。「俺がそんなに威厳があるわけじゃないよ、はっはっ!」

確かに、柴...