章 372

秦朝が誰が楚鋮かと聞こえたとき、ちょうど葉初晴と一緒に慌てて腰帯を解いていた楚某は、手の動きを一時停止し、大声で自分こそが秦教官の探している人物だと答えた。

「お前が楚鋮か?どうも見た感じが違うな。お前、一体どうしたんだ?」秦朝は楚鋮を見ながら、心の中では大笑いしていた。『ハッ、ハハハ!実に見事な姿だな!これが私を脅かした報いってものさ!』

お前が知ってて聞いてるんだろう。もしお前が俺を第十二小組に配属して、こいつらバカ女に俺をやっつけろって示唆しなかったら、彼女たちがこんなことするわけないだろ?「女の子のズボンを脱がす変態」なんてレッテルを貼られることもなかったのに……楚鋮は心の中では秦...