章 400

「げっ、お前マジ極品だな……」

叶初晴が、この場で覚悟を決めたように「兵は死を恐れず、死を恐れるものは兵にあらず」という掛け声を上げるのを聞いて、楚铮はこの「天然娘」を押しのけたい衝動に駆られた。だが、彼女が自分に頼りきっている様子を見ると、それもできなかった。「はぁ、初めて会った時はけっこう男らしかったのに、今じゃすぐにオドオドするようになって。まさか、俺様の影響で淑女になろうとしてるのか?」

叶初晴から視線を外すと、荆红命が手を振った。「これから武器を配布して、迷彩を塗る。十分後に正式に行動開始だ!」

全員が地面に屈み込み、国安が用意した大きなバックパックから銃器のパーツを取り出した...