章 402

くそっ、この二人こそ「狼狈為奸」という言葉がぴったりだな!

叶初晴が気が利いて楚鉦にタバコを付けてやるのを見て、秦朝は怒り顔で近づいてきた。彼女は手を伸ばして楚鉦の口からタバコを奪おうとし、不満げに叱りつけた。「楚鉦!今がどんな時だと思ってるの?まだタバコなんか吸ってる場合?」

楚鉦は顔を背け、秦朝の手首を掴んで、非常に不満そうな口調で言った。「何するつもりだ?」

「何するつもりって?」秦朝は力強く手を振りほどき、厳しい口調で言った。「私は野外戦闘能力ではあなたたちに及ばないことは分かってる。でも忘れないでほしいのは、私がこの作戦の指揮官だってこと!今はすぐに行動を起こすべき時よ。ここで...