章 440

私が死んで生き返った事は柴紫烟には言わずに、お前に告げた。これで誠意は見せたと思うが?

「MD」がウイルスベースで手に入れた経緯をお前に話したことも、十分な誠意だと思うんだが?

新薬の株式1%を渡し、一点紅が俺のところにあると教えたことは、さらに大きな誠意だったはずだ。

なのになぜ、俺の誠意に感動するどころか、「愛国心」なんて顔をして、自分の国を裏切れないなどと真面目くさって話すんだ?

まさか、俺に奥の手を使わせたいのか?

よし!

こうも恩知らずなら、小人になっても文句は言わせないぞ!

愛国心が大切なんだろう?いいだろう、お前と沈雲在が裸で同じ浴槽に入っている写真と、彼女がお前の...