章 505

「このクソガキ、柴家のお嬢様、つまり楚鋭の女房に手を出すとはな...どう始末してやろうか考えあぐねているところだ」

顧明闖は陰鬱な表情で蝦蟆兄貴を一瞥した後、「なんでお前がここに?」という驚きの表情を浮かべている柴紫煙を見上げると、あの白い顔に春風のような笑みを浮かべた。「紫煙姉さん、どうしてここに?ハハ、心配しないで。この目の利かない奴をどう処分するか、あなたの言う通りにするよ」

やばい、やばい、まさかこの女がナイトクラブの親分の義姉さんだったとは...これじゃ俺、間違いなく袋叩きにされる...蝦蟆兄貴はそう思いながら、尾てい骨まで冷たくなるのを感じ、一言も発せず、ただひ...