章 791

「今回の柴青天への制裁、俺は直接出てきてないからな。柴家の連中が俺の仕業だと気づいても、歯ぎしりして怒るしかできないだろうよ?」

梁馨と秦朝という二大美女の登場で大成功を収めたと思い込んでいる楚某は、淡い煙を吐き出しながら、にこやかに王連喜に向き直って尋ねた。「王所長、今回は正しい選択ができたようだね。私からも梁局長に少し話しておくよ」

小さな派出所の所長とはいえ、上級機関である分局に公然と抵抗することは確かに官界の大きなタブーだ。だが、もし市局のトップである局長に名前を覚えてもらえるなら、それはまさに先祖の墓から青い煙が立つほどの幸運だろう。

そうでなければ、王連喜所長が肩書きもない楚...