章 814

顧大社長は普段、他人から親指を立てられる崇拝のジェスチャーを非常に楽しんでいた。ただしそれは、彼が他人には不可能と思われる大仕事を成し遂げた時に限る。

処方箋に従って薬を製造するような仕事は、彼にとってはおならをするよりも簡単なことだった。

しかし、そのおならよりも簡単な仕事に対して、楚錚が彼に向かって親指を立てたことに、彼は不思議に思わずにはいられなかった。「楚錚、俺がこれまで天地を驚かせ、鬼神を泣かせるような大仕事をたくさんやってきたのは知ってる。お前も俺の多くのファンの一人だってことも分かってる。だけど、お前が提供した処方箋に従って、あの奇妙な薬を作っただけで、なぜそんなに俺を崇拝す...