章 870

華夏人として、柴放肆は極めて誇り高い自尊心を持ち、外国人の女たちが蒋公瑾を辱めることさえ許さなかった。

道具として扱われていた蒋公瑾が外国人女性に辱められた時でさえ、柴放肆はあれほど激怒したのだ。今、自分の実弟が同じ屈辱を受けているのを目の当たりにして、彼の心がどうなるか、そしてどんな狂気じみた行動に出るか、それは足の指でも考えられるほど明らかだった。

全裸の外国人女性たちに弟が好き放題に犯されているのを見て、柴放肆の全身から強烈な殺気が放たれたが、彼はすぐには手を出さず、もう一つのベッドに目を向けた。二人の女を抱きながら激しく腰を振っていたアジア人の男が、蹴り開かれたドアに気づき、女の両...