章 872

楚鐘の心の中で、表面上は儒雅な公瑾兄は、実は顧明闯が言ったような糞製造機に過ぎなかった。人に面倒をかけること以外には、まったく役に立たない存在だった。

しかし、楚鐘の中でこの糞製造機と同等の蒋公瑾が、謝情傷夫婦でさえ見失ってしまった人物を見つけ出したというのだ。これは本当に予想外の出来事だった。

蒋公瑾が具体的な場所を説明し終えると、楚鐘は沈んだ声で尋ねた。「蒋公瑾、お前が言っていることは本当なのか?どうやって柴躍然を見つけたんだ?」

「具体的にどうやって柴躍然を見つけたかというのは重要ではない。重要なのは、私がすべてをお前に伝えたということだ」向こうの蒋公瑾は楚鐘の疑わしげな口調に不満...