章 385

「まさか、この二つの宝物は同じ祭炼法宝なのか?」

同じく火属性...あの小娘は、美莉莎が言っていた西域の楚家の内門弟子ではないだろうな?そんな偶然があるはずがない...

この二つの火属性の法宝からは、血肉を分けた者同士のような気配が感じられる。火属性であることはわかるが、一体どの程度のレベルなのかは、今のところ判断できない。

だが確信できるのは、この二つの火属性の法宝は絶対に低レベルではないということだ。あの小娘は涅槃期の修為を持つ。粗末な法宝を持っているはずがない。

へへ、今日は儲かったぞ!

欧陽志遠は大喜びで、その烈焰雪蓮の杖を手に取り、じっくりと眺めてから、指輪の空間に放り込ん...