章 154

陳飛は笑いながら言った。「金社長、皆さんは数十万元単位で賭石をしてるようですが、もっと少額のものはないんですか?弟分にも試させてもらえませんか」

金満堂はわざと少し躊躇うような素振りを見せてから言った。「それが……明日街を案内するよ。小さな原石なら確かにあるけど、小さいものだと基本的にはお金を捨てるようなものさ。小さな原石からは極上品なんて出てこないからね」

陳飛は手を振って言った。「僕はただ業界入門として小さく始めたいだけです。最初から大きく賭けるつもりはありません。二、三回賭けて、あなたに賭会に連れて行ってもらえればそれで十分です」

金満堂は頷いて言った。「それなら構わないよ。でも大...