章 185

陳飛が頭の中が真っ白になって諦めかけたその時、下の席から響き渡る声が上がった。「待て、私が見るに、そうとは限らんぞ」

声の主はまさに玉孔雀だった。彼は立ち上がり、場の中央に歩み出て切断機に手を当て、にやりと笑った。

そして玉麒麟の方を向いて言った。「兄さん、兄さん、いつも一番の腕利きと言われているが、まさか、こういう石を切る細かい仕事では、私に及ばないとはね」

場内の人々は一瞬固まった。誰も勝負が決まったかに見えた状況で、まさかの横やりが入るとは思ってもいなかった。

陳飛も我に返り、呆然とした目で玉孔雀を見つめた。玉孔雀は陳飛の肩を叩き、豪快に笑って言った。「驚かせてすまんな。お前の賭け...