章 231

陳飛は老人が出ていく時にドアをきちんと閉めていないのを見て、強い好奇心が一気に胸に湧き上がった。

これは自分がついにこのドアの向こう側を見ることができるという意味なのだろうか?

ただ今回は少し変わっていた。自分は傍観者としてではなく、あの女子学生の姿で現れているのだ。

なぜだろう?タイムスリップでもしたのか?

陳飞は肩をすくめた。そんなことを気にしている場合ではない。今の彼の頭の中は白骨の巣窟の入り口に何があるのかということでいっぱいだった。

ふと考えて、陳飞は背筋が凍るような思いがした。もしかして今の自分が白骨で、白骨が自分なのか?

そう考えると陳飞は少し寒気を感じた。もし自己が本当に女にな...