章 428

低身の男は話を聞き終えると、目に更に邪悪な光を宿し、躊躇なくオリビアの胸に聳え立つ聖母峰に手を伸ばした。

オリビアは口を塞がれていたため、声を出すことができず、喉から「うぅ…」という呻き声しか漏らせなかった。

この二人は頭の中が淫らな思いでいっぱいで、陳飛の口から粘着テープが既に外れていることに全く気付いていなかった。二人の魔の手がその女性に伸びようとしているのを見て、陳飛はもどかしさを感じても何もできなかった。

オリビアの目には恐怖の色が増していき、二人の下卑た笑いを浮かべた接近に対して、身体を絶えず捩じらせ、喉から漏れる声も次第に大きくなっていった。

陳飛も必死にもがいた。この二匹の鬼...