章 591

翌朝、訓練キャンプへの集合時間となった。馬振洲が生きる気力を失ったような表情をしている以外、下位5名の顔には不安と重圧が、上位5名の顔には何とも言えない興奮の色が浮かんでいた。

陳飛も馬振洲のことが少し心配だった。かつて砂漠での訓練がどれほど過酷だったか、彼は知っていた。

あの頃、彼自身も初めて軍に入ったばかりで、大柄な仲間たちがいなければ、おそらく耐え抜くことさえできなかっただろう。

それよりも十倍も過酷な訓練となれば、馬振洲が数時間も持ちこたえられるかどうか、本当に心配だった。

だが、それはまだ先の話。成り行きに任せるしかない。無事でいられるかどうかは別問題だが。

この夜、陳飛と彼の愛...