章 618

「そう言うことには根拠がないわけではないね。だって、バスの中で糞を踏んでしまうような人間が、何を言えるというのだろう?」

陳飛は食べ物が尽きたのだから、道中で鳥の卵や蛇の卵でも見つけて、ちょっとした腹ごしらえにしようと考えた。まあ、これも野生の味を楽しむことになるだろう。

先ほどのキノコの件についてはまだ気にかかっていたが、幸いにも毒キノコを食べたのは自分ではなかった。

しばらく歩いていると、陳飛は何かがおかしいと感じ始めた。何がおかしいのかはうまく説明できなかったが。

誰かに付けられているような感覚があったのだ。しかし、そう感じて振り返るたびに、何も見当たらなかった。

自分の神経が...