章 838

現状はまさに門前で立ち往生しているようなものだ。

希望が目の前にあるのに、どうしてもつかめない。

陳飛と馬青蓮は道観から出て、大門の前でしばらく立ち尽くしていた。

陳飛は眉をひそめながら馬青蓮に尋ねた。「さて、外に出たはいいが、君のその師叔を山から出てもらうには他に何か方法はないのか?」

馬青蓮はため息をついて言った。「私の師叔は若い頃から特に頑固でね。そうでなければ我が家とあんな衝突を起こすこともなかったろうさ。当時の事は私もよく分からないが、金のことでも命のことでもないのに、これだけ長い年月経っても気持ちを変えないところを見ると、彼がどれほど頑固か分かるだろう」

陳飛は頭をかきながら、この...