第18話

スコット

その日、ジュリアからは一日中連絡がなかった。それ自体は特に珍しいことではなかったが、普段なら少なくとも一、二通のメッセージか、電話の一つもあるはずだった。おそらくリサと買い物にでも出かけていたのだろう。ただ、リサは今家にいた。彼女は自分の家の玄関ポーチから、顔いっぱいの笑顔で手を振ってきた。私も手を振り返した。

私はリサが好きだった。彼女は良い人間で、木曜の夜に開かれる男たちのポーカーゲームの常連メンバーだった。彼女は唯一許された女性だった。ポーカーが上手で、やられても負けずにやり返せるし、私たちが時々投げかける軽いフリルトや性的な冗談も気にしなかったからだ。彼女が六人目を埋めて...