第216話

ジュリア

七時に目を覚ました私たちは、少しだけ愛し合う時間を取った。長くはない。マスターに自制心がなく仕事ができないと思われたくなかったからだ。彼が与えてくれた自由が気に入っていたし、それを奪われたくなかった。ほんの少し、欲望を和らげる程度に。

二度のオーガズムと朝食の後、リサと私は午前中ずっとベッドの作業をした。もう一度ニスを塗ればこれで完成だ。昼食と手早い二度のオーガズムの後、今夜のポーカーの準備をリサの手伝いをした。オードブルとスナックを作り、酒を用意し、ビールやソフトドリンク、水を冷やし、氷が十分あることを確認した。テーブルと椅子のセッティングを手伝い、カードとポーカーチップを並べた...