第124章 藤堂社長の怒り

藤堂彰は、いつか三人の子供たちのSNSのせいで腹が立って死ぬんじゃないかと思った。

望月蝶子は馬鹿ではない。穂乃香が朔と望を連れて行けば、彼女はきっと篠田渉を二度と現れさせないだろう。だから藤堂彰は安心していた。

ところが、篠田渉が現れただけでなく、実に堂々としていたとは。

以前の藤堂彰はSNSなど全く見なかった。他人の生活に興味はなかったのだ。小林穂乃香が戻ってきてから、時々チェックするようになった。

そして見るたびに胸が詰まる思いをする。

藤堂望が添えたキャプションはさらに腹立たしいものだった。「じゃじゃーん、新しいお友達。今度うちにお客さんとして来てもらう約束したよ/クールな顔...

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