224話

トリスタンの腰が私に押し当てられ、硬く熱いものが私のショートパンツを通して挑発的に触れてくる。彼の呼吸が早まり、左手で自分のズボンを下げ始める。私のショートパンツをずらすと、一瞬で彼の先端が私に押し当てられるのを感じた。

彼は鋭い灰色の眼差しで私を見下ろし、右手はまだ私の手首を頭上に押さえつけている。私の露わになった胸が息をするたびに上下するが、私は何も言えない。言葉が出てこないのだ。

「マーニー、お前が欲しくてたまらない」と彼が言うと、私は喘ぎながら彼に身体を擦りつける。彼は痛みを感じているかのように目を閉じる。腰を一度強く突き出せば、私たちは結ばれるはずだった。だが代わりに、彼は目を開...