友人の絶世の美女な彼女

友人の絶世の美女な彼女

Valeria Frostwind · 完結 · 1.6m 文字

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紹介

林川は親友の彼女に恋をしていた。
毎晩、彼女のことを考えないと眠れなかった。
彼は自分の気持ちを隠し、女神のような彼女との一瞬一瞬を大切にしていた。
ある夜、その彼女が「あなたの部屋でお風呂を借りたい」と言ってきたのだった……

チャプター 1

林川の友達である張平には美しくセクシーな彼女がいた。

林川が失明する前、彼女は林川の心の中で完璧な女神だった。

半年前、大火事が起き、林川は生死の境で幼馴染の張平を助け、張平は命拾いをしたが、林川はその代償として目を火傷し、鼓膜も損傷してしまった。

張平は裕福な家庭の出で、恩を忘れない性格だったため、林川を自分の家に引き取り、毎日薬を塗り替えて治療の手助けをしていた。

張平の彼女は秦悦といい、その名の通り、見る者の心を楽しませる美しさを持っていた。

林川の記憶の中の秦悦は、波打つような巻き髪を持ち、髪を振るだけでも非常にセクシーだった。

さらに彼女は胸が豊かで、おしゃれな服装をしていつも、前かがみになると深い谷間が見えるほどだった。

林川が秦悦の白く滑らかな長い脚を見て以来、その脚のイメージは林川の頭の中に根を下ろし、芽を出していた。

秦悦は毎日林川を励まし、決して諦めないようにと言ってくれた。

林川は彼女の香水の香りを嗅ぐだけで、一生目が見えなくても幸せだと感じていた。

継続的な治療により、林川の聴力はすでに回復し、目も良くなり始め、少し光を感じることができ、時には人影もぼんやりと見えるようになっていた。

しかし彼は、それを言ってしまうと秦悦と一緒に暮らせなくなると恐れ、すべてを隠していた。

そんなある日、張平が酒に酔って帰ってきた。

真夜中、物音で林川は目を覚ました。

「んっ、ダーリン、そんなに急がないで!」

声は苦しそうだったが、抑えきれない興奮も混じっていて、息遣いが特に大げさだった。

「あぁ、張平、この馬鹿!もっとゆっくりして!」

秦悦の声は非常に甘く、普段聞く優しい声とは少し違って、言いようのない媚びた調子を帯びていた。

林川は体中がしびれるような感覚に襲われ、下半身がすぐに反応し、熱くなった。

「あっ、もっと静かにして、林川に聞こえちゃうわ!」

秦悦の声は魅惑的で、壁一枚隔てた甘美な声は聞いているだけで刺激的すぎた。

林川はベッドの上で寝返りを打ち、心は落ち着かず、下半身はすっかり反応してしまっていた。

最後には自制できなくなり、頭の中で秦悦の白い肌の艶やかな体が張平の下で押さえつけられている光景を想像した。

「心配するな、林川は耳が聞こえないんだから」

「悦悦、お前は本当に美しい、俺を殺す気か!」

もう一つの声が響き、酔いの混じったその声から林川は張平だと分かった。彼は明らかに興奮しており、声さえ震えていた。

そのとき、部屋からはきしみ音が再び始まり、林川の体も熱くなってきた。

秦悦の叫び声を聞いていると、それが苦痛なのか快楽なのか区別がつかず、まるで張平が彼女を死ぬほど激しく扱っているかのようだった。

林川は喉の渇きを覚えながら自分の下半身に手を伸ばし、一握りするとそこの反応に自分でも驚いた。

秦悦が体をくねらせている様子を想像しながら、林川はごくりと唾を飲み込み、止まらずに自分を慰め始めた。

隣からは秦悦の艶やかな声、手には強烈な刺激、まるで自分が秦悦を抱いているかのようだった。

「あぁ、熱いっ!」

秦悦の声が高く上がった。

その後、隣から「ドン」という音が聞こえ、明らかに行為が終わったようだった。

林川はさらにしばらく耳を澄ませたが、物音は弱まっていった。

「まだ欲しい……」

向こうで秦悦が物足りなさそうに言った。

「疲れたよ、先に寝るね、おやすみ」

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