チャプター 275

月曜日、ガラパーティーのある週の始まりだ。昨日はみんなでゆったりとリラックスした一日を過ごした。まさに求めていた最高の骨休めだった。でも、今日は慌ただしい一日になりそうだ。ニコラスとニッキーはもう仕事と学校へ行ってしまった。私はまだ身支度の最中で、もしＪＰに断られたらどうしよう、なんて考えていた。心の中では彼が断らないって分かっていたけれど、それでも、ほんの少しの可能性はいつだってある。

素敵なクリーム色のパンツスーツを着て、下に緑色のキャミソールを合わせた。考えてみれば、これからクリニックへ行くのに、あまり良い色の組み合わせじゃないかもしれない。でも、もう着替えてしまったし、出かける準備もで...