今までで一番素敵な贈り物

アメリア

暗闇からシフターの顔が投げつけられ、私はパニックに陥った。狼の感覚が鈍っているのはわかっていたけれど、部屋にいる地下牢の見知らぬ男の姿がまったく見えなかったのだ。彼がどれくらいの時間、部屋の暗がりに隠れて、私が取り乱す様を見ていたのかと思うと、恥ずかしさでいっぱいになる。

あんな馬鹿みたいに取り乱してしまった自分が恥ずかしい。

きっと私のことを軽蔑したに違いない。

小さな戦士?

とんでもない。ただの大きな赤ん坊だ。

私は顔の鼻水を拭い、彼が姿を消す前に投げた骨――いや、顔の一部――に向かって這っていった。まあ、彼がもういなくなったのだとは思う。ここに彼の気配は感じないし、...

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